器修理の受付を休止します

自宅(団地)のフルリフォームを行うことになりました。
フルリフォームですので、一旦引越しをして仮住まいに3ヶ月、それからもう一度引越しをしてリフォーム済みの綺麗な住まいに戻ってきます。
つまり短期間に引越しを2回します。
その間、お預かりしている大切な器たちに何かあったら嫌だなぁ…、と思うのと、リフォームの事で頭がいっぱいになってキャパオーバーになる気がしているので、器修理の受付をしばらくお休みさせて頂くことにしました。
修理をご検討して下さっていた方には大変ご不便をお掛けしますが、ご理解とご協力を頂ければ幸いです。

●受付休止期間は

4月1日〜8月30日

とさせて頂きます。

金継ぎに関するご相談だけは行っております。壊れてしまってどうしたら良いか分からない、直るかどうか聞いておきたい、という場合には、メールでお気軽にお話をお聞かせ下さい。
そして修理したい!と思ったなら、ぜひ9月以降に工房までご発送下さい。確実に作業進めさせて頂きます。

2022

新年おめでとうございます。

この一年、日頃から器を大切にしている、器好きのみなさまにとって、良い年になります様に。

息子が幼稚園に入園してから開いたこの工房は、器を預けてくださったり、お教室に来てくださったり、関わってくださる方々によって少しずつ育ててもらっています。

初めて金継ぎを目にした日から、10年以上経ちますが、その時はまさか仕事にするとは思ってもいませんでした。おかげさまでコツコツ続けることができています。

年末年始にはホームページの掲載作品を追加しようと考えていたのですが、すみません、色々と間に合っていません。今のところ修理例が一番見られるのはInstagramになっています。

もしアカウントをお持ちでしたら、

「botanical_art_kusamura」

で、検索してみてください。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

昨年の金継ぎ例をいくつか掲載しておきますね↓

巣篭もり2ヶ月

巣篭もり期間、まだ伸びそうですね。

過酷な医療現場の方をはじめ、こんな中でも毎日働いて下さっている方方には本当に頭が下がります。家族のために働く夫にも感謝を忘れないようにしたいです。

一方で私は四六時中息子と過ごしており、まともな仕事ができていません。

金継ぎのご依頼を下さる方には普段以上にお待ち頂くことになってしまい大変申し訳ありません。


私は原則、家族が家にいる時はかぶれさせてしまっては大変なので、漆を使う作業を行っていません。
特になんでも触りたがるやんちゃな息子は心配。「ダメ」と言っても2秒後には何を言われたか忘れてダメなモノを触るのです。こわい。

前職で漆教室を運営していた時、触っても大丈夫な人から本当にひどくかぶれて医者送りになった人まで、色々と目の当たりにしました。重症になると大変ということを知っています。私は自分の仕事道具で、誰かをかぶれさせたくありません。なのでこの2ヶ月、漆はしまったままになっています。

ホームページすらまともに更新できておらず、お恥ずかしい限りです。メールには随時返信させて頂いてますので、修理ご検討の際にはご相談ください。

今ご依頼頂いた場合、お時間を頂戴してしまうことは間違いない状況なのですが、中にはそれでも、とご依頼下さる方がいらっしゃるので本当にありがたく思っております。

こんな時だからこそ、大切なものを見直してみるのも良いのかもしれません。お預かりしたものは大切に、丁寧に向き合わせていただきます。よろしくお願いいたします。

まずは健やかにお過ごしください。

修理は基本的に本漆を用いて行っております(合成樹脂は使用していません)

仕上げについては、金・銀・真鍮と色漆などに対応しております。ご依頼される方の

意向を伺い、その都度、相談のうえで決めていきたいと考えております。

<ご依頼までの流れ>

まずはじめに画像などで破損の状態を拝見し、仮見積もりをさせて頂きます。その後

修理品を直接お持ちいただくか郵送して頂き、見積額を決定、修理となります。

<修理・メンテナンスできないもの>

当工房では、ガラス製品についてはお断りさせて頂いています。技術が追いついたら

お受けできるようになるかも知れません。その他、器の状況によりお断りする場合も

ございますことをご了承ください。