もう夏でしょうか。5月なのに日中エアコンを稼働させる日もチラホラ、また今年も厳しい夏になりそうですね。

ブログを更新しなければと思い続けて久しぶりに開いたところ、前回の記事が9月で、どれだけ放置しているのかと自分にびっくりしました。ここ半年、Instagramもほぼ更新できておりませんが、修理作業は変わらず牛歩で進めております。

この春から下の子(娘)はプレ幼稚園へ通い始めました。一日3時間×週2日ですが、少し自分の時間が戻ってきて、ホッとしているところです。どうにかして預け先を探していた半年前とは状況がガラリと変わりました。定期的に自分の時間を持てるようになったので、これまでより安定して修理のお仕事に向き合えます。集中できる時間、一人になれる時間、すごく大事だなと噛みしめながら過ごしています。

さて、金継ぎをしていると茶道のお道具をお預かりすることは割とよくありますが、今回は蓋置の割れの修理事例をご紹介します。

私は茶道とはほとんど無縁の人生を歩んできましたので、お道具すべてを理解できるわけではありませんが、お預かりするお道具は興味深く、面白いものばかりです。「蓋置」は茶道のお点前中に、釜の蓋や柄杓を一時的に置いておくための道具なのだそうです。こちらは風車のような形で、色も塗り分けられていて可愛いのです。

置く、という機能的な面もありつつ、“見せる”ための道具でもあると思われます。それを踏まえて、お直しも単純に金だけで仕上げるのではなく、背景の色に合わせて塗り分けることにしました。写真からは分かりにくいですが乳白の上は金、黄色の上は緑漆、緑色の上は黄色漆で仕上げております。金の使用量を抑えていますので、すべての線を金で仕上げるよりは少しお安く修理することができました。

“金”継ぎですので、金仕上げが標準となりますが、金そのものの値段が上がっておりますので、標準仕上げですと修理のお値段も以前より上がっています。

少し修理代を抑えたい時や、少し遊び心を入れたいときは、その旨をご相談下さい。器に合わせたご提案をさせて頂きます。

また、どんな仕上げがいいのがわからない場合には、「おまかせ」で修理依頼をして下さっても大丈夫です。実際に器を拝見してから、こんな修理はいかがですか?と、ご提案・ご相談させて頂きます。

横浜市内や町田市内の方など、お近くでしたら、直接お持ち込みして頂いても構いません。(子が散らかしていることが多いので、玄関先での対応になってしまいますが…!)修理をご検討中でしたら、ホームページの問い合わせフォームか、Instagramのメッセージなどからご相談ください。

お写真をお送りいただければ概算のお見積りをお伝えいたします。宜しくお願い致します。

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